作成者別アーカイブ: combarose

成功するエステ経営論

従業員を集めることを求人と言い、お客さんを集めることを集客という。
対象が違うだけで本質的に同じことを行っています。
ゆえに集客がうまく行っているところは従業員集めもうまくいくはずです。
仮に今うまく行ってなかったとしても何かきっかけがあればポンと行く可能性があります。

 

お客さんが継続して買ってくれることをリピートと言い
従業員が長く続けてくれることを定着といいます。
これも対象が違うだけで本質的にやることは同じです。

 

お客さんでも従業員でもどうすれば続けてくれるかを本気で考え、
実践していくことで継続度は高まるはずです。

 

ところが、考えることに時間を割かず値引きや回数サービス、
おまけだけに頼りきっているとすればお客様が離れるのはそれほど難しくありません。
他に魅力的な条件があれば簡単に移ります。

 

それに値引き、値下げはサロンの体力を確実に圧迫します。
多くの場合、半永久的に続けるのは無理があります。

 

同様に従業員も条件だけでは長くはつなぎ留められません。
※詳しくはハーズバークの動機付け要因をグーグル先生で調べてみてください。

 

従業員の気持ちは日々変動しています。特にエステティシャンは激しいです(笑)
店長に責められたり、ミスが続けば辞めたくなりますし、
お客さんに褒められれば天にも登る。
「もう辞める」「頑張って続けよう」毎日その繰り返しです。

 

お客様でも従業員でも関係性を築き、
時間の流れとともに結びつきが強くなった結果としての「継続」が理想ですし、強力です。
それは条件やテクニックより気持ちの充足によって、もたらされます。

 

さて、このコラムでは主にエステティシャンの求人、採用について述べてきました。
実は求人でも集客でもリピートでも定着でも突き詰めていくと、その要諦には共通点が多いことがわかります。そのキーワードを見出だすことでサロン運営は円滑に行き、間違いなく商売は繁盛していきます。

繁忙期を迎え、皆様の益々のご発展をお祈りいたします!

追伸

今回でちょうど60回目のコラムとなりました。
人間で言えば還暦、赤ちゃんに戻る時です。

エステティシャン求人論は一旦筆を置こうと考えています。(来週も書いたりして^^)
しばらく充電して、準備が整えば、どこかで新シリーズを始めるかもしれません。
その時にはまた、お読みいただけたら嬉しく思います。

今までありがとうざいました。

 

☆ご感想・お問い合わせは下記までお送り下さい。
恐れ入りますがスパム防止のため◆を@に変換してお送り下さい。
info◆combarose.co.jp

定着しないサロンの応募は少ないとは限らないが、応募の少ないサロンはなぜか定着も悪い

ここのところサロンの求人相談を立て続けに受けています。
同じように働く側であるエステティシャンとの面談も平行して数多くこなしています。
そこで感じたことがあります。

人間のすべての悩みは「対人関係の悩み」である。
今、ブームとなっているアドラー心理学の根本の考え方で、どんな種類の悩みであっても必ず他者(または影響)が関係しているというものです。

先日、あるエステティシャンが長く務めた派遣先を移りたいと相談がありました。
現場のスタッフ、派遣先の社長からは相当な慰留を受けましたが結局叶いませんでした。
その理由は実にシンプルで「毎月、毎月売上目標は達成したけれど何も無かったから」
何も無かったの何もとは、ねぎらい、コトバがけ、評価などを意味します。

「そんなことで・・・」と驚く社長。

時々、大手求人サイトなどで退職理由の特集を組んでいます。
大体1位は「人間関係」です。
興味深いのは人間関係の対象は同僚(先輩、後輩を含む)だけではないのです。

下記の退職理由データをご覧ください。

1位(23%):上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった

2位(14%):労働時間・環境が不満だった

3位(13%):同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった

(リクナビNEXT 退職理由のホンネランキングベスト10より)

トップは同僚ではありません!
大きな声では言えませんがエステティシャンも同じ傾向だったりします(苦笑)

 

普通、人間関係というと特定の人を対象にして好きとか嫌いとか言いますが、
先のエステティシャンの場合は後半部分の「関係」を中心に見たものです。

まとめると退職理由でいう人間関係とは二つの要素に分けられます。
一つは人間を対象とした好き嫌い。
もう一つは関係性を対象とした好き嫌い。

前者は同僚に抱く感情で、後者は上司、社長への不満。
前者は我慢や平静を装う演技など対処もできるが、後者は利害を伴うので判断を早く変えにくい。

これは関係性に何か不具合が生じた結果ということであり、その原因はバグです。
※パソコンに不具合が起こった時に言うあのバグです。

バグ発生の条件は会社側と働く側の意識のギャップがあるからで、大きければ大きいほど誤作動を引き起こす虫(直接の原因)が入り込みやすくなります。

ギャップあるところ、バグは発生します。
PCのバグをイメージしてもらうとわかりやすいのですがバグは修正しなければエラーが続きます。
求人で言えば求人広告の文章表現であったり、待遇、労働条件に出たりします・・・

その結果、応募は少なくなる。
新しく人が入ってもバグがある限りは定着しにくい。

先の社長の会社。社員採用は苦戦しています。
延長を辞退したそのスタッフ。
売上成績では常に5位以内に入っていました・・・。
これもどこかにバグがあるからです。

求人、定着がうまくいかない場合は、そのどこかにバグがあります。
その修正プログラムはエステティシャンの気持ち、意識にあるのです。

 

☆ご感想・お問い合わせは下記までお送り下さい。
恐れ入りますがスパム防止のため◆を@に変換してお送り下さい。
info◆combarose.co.jp

【よく読まれている記事】

お客様のかわりはいても、スタッフのかわりはいません
第18回  こうして、あなたは部下に見抜かれる(2)
第28回 「そうだ、サロン変えよう」の思考
第6回 スタッフの入れ替わりに慣れていないか
第9回 求人から見るエステティックの近未来
第4回 面接で熱い人