カテゴリー別アーカイブ: エステティック業界

エステティシャンの即戦力がいない・・・誰をとる?

エステティック業界は、万年人手不足です。

残念ながら、事実です。
これは、様々な理由でがんばりすぎた結論です。
『エステティシャンを続けたいのに』と思いながらも
泣く泣く辞めざるを得ない人もいます。

エステ業界の内情は、残業やお昼の時間が取れないなど
過酷で厳しいものです。

さらに、エステティシャンもお客様も女性だからこそ
人間関係のストレスに負けてしまいがちなのです。
そこのポイントを見逃しては、あなたのサロンの
人手不足は解消できません。

エステから離れていたエステティシャンが、また戻ってくる。
もしくは、あなたのサロンで働きたくなるような、
労働環境の整備をしてはいかがでしょうか。

ブランクがあるとはいえ、一人前のエステティシャンです。
指がおぼえていて、お客様を施術したくてうずうずしてい
る人は多数、潜在していると思われます。

技術は一人一人、また、お客様ごとに違いますから、
十分な技術をもったエステティシャンがエステの現場に
復帰するというのは、好ましいことです。

まず、何に挫折して現場を離れたのかをじっくり聞きましょう。
勤務の時間が長くて疲れるというエステティシャンには、
継続したパート勤務等を提案すれば、まずは慣らし運転のように
働き出し、ひいてはフルタイムの勤務にも欲がでてくるはずです。

お客様との人間関係に疲れた休職の場合は、会話の少ない
お客様をターゲットに配置することを提案すれば、よいのです。

一時現場を離れているうちに、自分自身で会話のキャッチボールの
仕方を見直していると思われます。これも慣らし運転です。

すべての慣らし運転状態から、人員確保への道は広がります。
損して得とれです。

職場の人間関係に悩んだ方は多いはずです。
しかし、それは今サロンの中で、人徳のあるエステティシャンと
タックを組ませることにより解消できます。

人手不足の第一歩として、できることから改善していきましょう。
潜在エステティシャンの持つ経験値は、お金に換算できないくらいの資産です。

新人を育てて一人前になる直前で離職されるよりも、
もうすでに技術力の確かな人材を、労働条件の『一時的』な緩和により
呼び込む、取り込むことで、サロン経営には限りない未来があると
考えられます。

身につけた経験は、一生ものです。

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人材から見るエステ業界最新トレンド

今週5/16~18の三日間、東京ビッグサイトでは
エステティック業界最大の展示会「ビューティーワールドジャパン」が開催されました。
この十数年、私はトレンドチェックや情報収集のため毎年足を運んでいます。

今日は人材面から見えた、今もっともつかんでおくべきエステティック業界の
最新トレンドについて述べてみます。

いつ頃からかは忘れましたが「ビューティーワールド」は
主としてエステティック関連とネイル関連に分かれたフロアからなっています。
通常エステの方が出展が多く、
今年もスペース(広さ)としてはエステ3:ネイル1くらいの割合でした。

エステではスペースが広い分、当然、多くの人がいます。
エステティシャン、メーカーインストラクター、デモンストレーター、施術者、営業、先生と称される人等。
女性の他に男性も出展関係者として多く携わっています。

それだけ沢山の人がいるのに今年はなぜか静かな雰囲気なんです。
空気感というのか気配というのか、とても淡々としています。
もちろん商談していたりデモンストレーションを行っているんで賑やかでは有るんです。

しかし、、、うまく表現できないのですが元気さ、勢いが感じられませんでした。
ここ数年もおそらく同様ですがこのように感じたのは今年が初めてです。

対してネイルフロア。
一歩、足を踏み入れると人で溢れかえっています。
即売会をやっているので活気があります。
それに加え、若者特有の《むーん》という熱気アリ。

※余談:ネイルブースに出展している友人によれば初日にあるチャーニーズひと家族で200万を超える爆買いをしていったとのこと!インバウンド恐るべしです。

これホントに同じ美容職種なの?

エステティックフロアで感じる印象は、大人。静か。落ち着き。
ネイルのフロアは、若さ。熱さ。動き。
静のエステティシャン、動のネイリストといった印象です。

例えば、ネイルもエステもインストラクターがしゃべりながらの実演を
モニターに映してデモンストレーションを行っています。

ネイルの見学者から伝わってきたのは新しいものを吸収しようとする姿勢、
雰囲気でその表情は真剣そのもの。「まるで職人!?」といった風情です。
いずれのデモも多くの人でごった返しており、
皆一様に写メに収めています。

エステブースで目立つのは40代~50代くらいであり、
ネイルは20代~30代が主力。(に見えました)
傍目には元気で、活気があって、成長が期待できそうです。
ここだけを切り取れば明るく、楽しい未来が待っているように見えます。

エステティックとネイルの近い将来が一瞬、垣間見えたような気がしました。
田舎を捨て、夢と希望にあふれ都会に出て行った若者と残された地方で頑張る親やその上の世代、町の状況など今の日本の抱える社会の姿とダブって見えたのです。
ちょっとオーバーですかね・・・。

ベテランの存在、経験は何事にも代え難いですし絶対的な安心感があります。
戦力として絶対に欠かせません。
一方で体力面や瞬発力、気力は年齢とともにゆるやかに落ちるのは仕方がないことです。

この点の補強(補充)がエステは出来ないでいる。
(そこまでの人材的余裕が無いといったほうが正しいかもしれません)

目先の人材、経験者は必要です。
これからは未来を基準にした採用も加えてください。

サロンに勢いをつけるには、とにかく元気、とにかく丈夫、
それでいてややもすると異分子のような力が必要だと思うのです。

さて、エステティシャンの求人で経験者が来ないと言われて久しいです。
同じ労働集約型であるネイル業界はどのようにして若い人を集め、育成していったのでしょうか。
エステ業界との違いは何なのでしょう。

そこにはきっととてつもない努力、工夫があるはずです。
こんなことを感じたビューティーワールド2016でした。

さて、実は今回で50回目のコラムです。
購読されている皆さん、いつも励まし、感想をくださる皆さん、本当にありがとうございます。
感謝です!

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