『お客様のかわりはいても、スタッフのかわりはいません』

ここ数年、働く環境が社会問題として取り上げられています。
職場は経営者の考え方、意識が明確に反映される場です。
その意味で仕事の全ての結果は経営者の意識からうまれる。
そういって良いでしょう。

エステは人の力で成り立つ商売です。
そしてまた、人(お客さま)と向き合う商売でもあります。
人と人の出会いから、始まる仕事です。

人が商品であるエステティック。
経営者が一番最初に大事にしたほうが良い意識は何なのでしょう。
その手がかりを探るべく、今回、ある地方で数年前に円満リタイアしたエステティック
サロンの元経営者に話をお聞きしました。

【インタビュー本文】

朝、出勤してきた顔を見て、なにかあったのかなかったのかについて気を
配るようにしていました。

中には、体調が悪いのに、予約のお客様のために出勤してくる子がいるか
らです。そういうときは、予約のお客様だけに専念させるとか、予約のお
客様が多いときは、私なり他のものがフォローに回るなどして、最大限で
きることをしました。それでも仕事ができそうにないときは、強制的休ま
せました。

大変申し訳ないですが、お客様のかわりはいても、この子のかわりはいま
せんから。

また、なにかしら悩んでいるように見えたときは、仕事が終わってから飲
みに誘うのではなく、ランチの時間を1時間よけいにとって話を聞きました。
つたないお弁当ですが、私が全員のお弁当を作って、サロン内で昼食をす
ることもありました。みんな私のかわいい子供たちですから。

事情があって誰かが辞めるときは、辞める本人よりも残されたスタッフの
方が動揺していますから、話せる限りの辞める事情はみんなで共有して、
納得できる環境にしていました。

人間ですから、ましてや女性の職場ですから、一時離れて違うことをして
みるのも、決して無駄なことではありません。

その上で、またうちの店に戻ってきたいと申し出た子には、喜んで復帰し
てもらって、離れてた時期の体験をお客様に還元してもらいました。
(次回に続きます・・・)

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