第18回 こうして、あなたは部下に見抜かれる(2)

前回、「部下は上司を3日で見抜く」といった内容をお届けしました。でも、この表現は実は誤りです。本当はスタッフに「自己流に解釈される」がより近いように感じます。スタッフは何をもってスピード判断するのか。自己解釈はサロン運営の何に影響するのか?事例を交えてお伝えします。

  • ある個人サロンでの話

四年勤めたスタッフAは近々退職を予定。オーナーは了承はしていても寂しさを感じ、少なからずショックを受けています。Aは、なぜか入ったばかりの新人にオーナーに話したのとは全く違う退職理由を漏らしました。どうやらこちらが本音のようです。(オーナーに本音は言いにくいもの。その時の状況や気分で新人にでも本音を話す事例は意外に少なくありません)

日頃のオーナーの口癖は・・・「売上」「今いくら?」(エステではそんなに珍しくはありませんね)
でもAはそのコトバに新人の頃から引っ掛かっていました。自分もお客様より売上を優先しなければならないことを悩み、離れる(転職の)タイミングをずっと考えていたようです。それでも長く続けられたのは逆説的ですがオーナーとスタッフの距離が比較的近い個人サロンだからなのかもしれません。

  • コトバは思考

スタッフはオーナーや店長のコトバに反応します。意識せずとも影響を与えているのです。それは良くも悪くも、どちらにも。

上司を見抜く。突き詰めれば上司の思考がスタッフ流に解釈されること。必ずしも正しく受け取られるとは限らないのです。先の例でのオーナーのコトバにどういった思いがあるのかないのかわかりません。仮に説明不足であるなら誤解で大事な戦力を失わうことほど馬鹿らしいコトはありません。※今回の内容は新人だけではなく既存のスタッフにも十分当てはまります。雇用形態、契約形態にも関係ありません。

今年も残すところ3ヶ月。今年最大の稼ぎ時を迎える前に自らのコトバの点検をしてはいかがでしょうか。(書いてる私も耳がイタイ・・・)

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